私が選んだのは・・・

今日の私の田舎町の気温は、最低気温が-4度、最高気温が7度とのこと・・・。

最近の<裏山>も一段と寒さを感じる。早朝から登れば体感温度は-4度ではすまないであろう。

これから先、日増しに寒さを増していくのだと思う。

私達夫婦のような登山ビギナーにとっては、冬の山は始めての体験ゾーンであり、楽しくもあり・・寒くもある!!!。

私が選んだのは・・・私が選んだのは・・・


でも私達夫婦は、<これなら大丈夫>と思える登山ウエアを揃えた・・・・つもりだ・・・。

これは、今年の初冬から山登りを重ねていて、今、すごく実感をしている。
登山ビギナーには、何より頼りになる<道具>のひとつ。


そのお気に入りの登山ウエアなどを、幾つか御紹介させていただこうと思う。

でも・・・まずその前に、何故そのブランドの登山ウエアを選ぶにいたったの??・・を解説・・。

まずは・・・

私自身、何度も繰り返して述べるが、登山経験もなく、当然登山ウエアに関する<ブランド>や登山用品の<商品知識>も皆無であった。どのような<商品><道具>が必要になるのか? 夏は、それこそ、Tシャツ&短パン+汗をふく手ぬぐい2枚+ウチワ?・・・もあれば、裏山を登るのであれば充分に事足りた。しかし、秋にさしかかり、長袖類が必要になり・・冬には?何が必要なのか?・・ただ知っているのは、この田舎町で2シーズンをすごした事で知りえた<鼻水さえ凍る><冬>である。ほぼ毎日スポーツジムに通うには、とてもつらい時期だった。アメリカから持参したスノーボードウエア<バートン>のグースダウンジャケットが、こんなところで活躍してくれるとは夢にも思ってもいなかったのである。このダウンジャケットを着ている限り、中は半袖Tシャツで充分・・・。でも、これで山を登ったら大変な事態になることは、今であれば想像に難しくない。。。。ジャケットの中が汗だくになる=汗冷え・・だ。


この時代は便利になったものだ。インターネットを通じて、世界の様々な情報をすぐさま入手することが出来る。
私は、毎日時間があれば日本の登山事情やブログ類、登山に関する質問コーナー、ベテラン登山者の回答、もちろん世界の登山ウエア&登山用品ブランドの検索もした。<商品の良し悪し&好き嫌い>・・これは、多数決では決められない事はわかっている。人によっての使用感の違いもあるだろう。勿論買うのであれば、財布の中身とも相談しなければならないし、奥様がおられれば、密かに買い物をするなど不可能なことも充分承知している。様々な条件下のもと、ネット検索上に表示される数多くの情報の選別・・これが一番の苦労であった。

それに・・私には私で、幾つかの条件のようなものもあった。

ここ韓国では、確かに多くの人が登山を楽しまれている。<韓国の登山事情>をご覧ください。山ですれ違う人、電車やバスの中の登山者・・着ておられる<登山ウエア>が何故か皆同じようにしか・・見えないのだ。韓国特有と言ってもご理解いただける方少ないと思うが、色が派手で、派手な色の切り替え配色が多く(特に女性はドピンク&紫系&お決まりのレッドカラー)・・でも、同じウエアに見えるのに、近寄ってみてみると、何故か<ブランドネーム>がそれぞれ違う。
私が選んだのは・・・私が選んだのは・・・

私と妻は、偏屈者で・・人と同じものを着るのはイヤ派っぽいところがある。!!
しかし、別に目立ちたがり屋というのでもない!

やはり、韓国国内で<登山ウエア>を購入するのはヤメにした。

それに、ここ韓国は、海外ブランドであっても韓国国内のライセンシーが<ライセンス生産>をしているので、海外ブランドであっても、韓国の方々が好まれるデザインや色使い、色の配色で生産をされている<海外ブランド>も少なくないからだ。

例えば、<LAFUMA>(ラフーマ)や<MILLET>(ミレー)や<LOWE ALPINE>(ロウアルパイン)などは、本国にない<韓国版>を多く小売店やデパート売り場で目にする。

(私達は、定番っぽくても良いから、品質が良くて、飽きのこないもの、長く大事に着用できるもの・・・これは、登山ウエアだけにとどまらず、いろいろな物をお買い物する際のポイントの一つにしています。。)

次は当然、良いものを安く・・・・高価格のモノを安値で・・・買える方法を模索した。

もし私が日本に住んでいれば、足を棒にしてでも歩き回り、セール品&バーゲン品を探し出すことが出来るかもしれない。
でも、それは無理ではないが、韓国から、わざわざ海を渡り日本に行かなければならない。

それでは、ネット検索で日本に気に入った商品が通販などで探し出せたとしよう・・・・支払いはクレジットカードで、配送先は?まさか韓国へ海外発送など直接してくれないから・・・海外配送承ります会社に委託しなければならない・・

待てよ?日本の通貨の<円>と韓国通貨の<ウォン=W>の為替相場は?・・・・・カード会社が取る為替手数料は?・・・(私いまはアメリカのクレジットカードと韓国のクレジットカードしか持ってません。)
海外配送承り会社の手数料は?・・・国際郵便EMSなどの料金は?・・・・

かなり、調査を要した。
でも結局海外から商品を買うのは商品代金以外に、普通それなりの経費がかかる!という事だけは確かだ。
運が悪ければ?、韓国内で関税もとられるかも知れない!!

私は今はもう、韓国に2年半以上生活しているので、人参1本、ビール1本、タクシー代、風邪薬まで、生活にかかわるすべてが、韓国ウォンの感覚に慣れてしまっている。韓国は生活してくうえでは、かなり普通なものは、日本より安く感じるものが多い。

焼酎1本1000ウォン=76円ぐらい、タクシー発乗り2200ウォン=168円ぐらい。

今日現在の為替相場は・・だいたい・・  10.000円が130210ウォン  10.000ウォンが7670円 ・・こんなところだ。

だから、日本から韓国へ来られる観光客は、いろいろ安く楽しめる。逆に韓国から日本に行った場合、計算してみると随分多くお金を払った感覚襲われるだろう。韓国にいて、日本の物を買うにしても・・同じような感覚になってしまった。

これで・・・・日本から直接であれ、間接的にであれ・・購入するのはあきらめた。

さて、あとにどんな方法が残っているのだろうか?
そんなとき、アメリカの検索サイトを、<うろうろ>している時に<偶然に奇跡>を見つけてしまった。
コレなら何とか買えるかもしれない・・・さて方法は?・・・

それが<PTAGONIA>(パタゴニア)のネット販売のサイトだったのである。
時は丁度、2012年7月、なんとネットでのセールアイテム50%off・・・・ほとんどの商品が対象になっていた。

折りしも日本のネットを検索しているさなか・・・様々な人々が登山ウエアの<あのブランド><このブランド>の批評をしていた。そのなかでも、PATAGONIAの商品に<ケチ&難くせ>を述べている人は意外に少なかった。ただ一様に<PATAGONIAは価格が高すぎる>は、ほとんどの方々が全員一致!! ふぅーん・・・そういうブランド商品なのね!

でも、そのPATOGONIAの商品が、定価の50%引きで買えるなら、こんなおいしい話はめったにない・・と直感判断。
早速気に入った商品を決め・・・それが日本市場でおいくら?かを調べた。次に・・韓国国内のPATOGONIAショップでおいくらか、・・・・2カ国での値段をすべて書き出した。 イヤー・・・全然アメリカから買ったほうが安い事を、めずらしく夫婦一致で異論無し。

最近、有名ブランドのネット上などの通信販売は、その国限定国内販売&国内限定発送がお決まりになっている。何故かと言えば、世界各国に、契約に基づいた販売代理店があったり、支社があったり、例えば・・〇〇JAPANのようなものがあって、他国の人間が他国から買えないような仕組みができている・・・つまり買いたい人は自分の国で買ってください・・というルール。このように、日本に住んでる人がアメリカパタゴニアのネットにオーダーを入れても、受け付けてくれない、日本に商品は送れない、日本のクレジットカードは使えない・・・などというブランドが他にも多くある。

でも、私は考えてみるとそれらの条件を、すれすれクリアしている。
つまり、一般に言われる<並行輸入>である。アメリカ現地で購入して韓国に輸入する・・ということだ。
正規輸入商品とは、契約上に基づいた正規輸入代理店を通して輸入された商品を意味する。

私は韓国にいながら、アメリカのPATAGONIA社サイトにパソコンでオーダーをいれ、アメリカのクレジットカードで支払いを済ませ、商品はアメリカ国内の友人宅宛てに送ってもらい・・後日その友人が郵便局から韓国にいる私宛に送る・・・これで、何ら問題は生じない。

例えば・・・買いたい商品価格が<100ドル>であれば、私が払うのもアメリカ国内の私の銀行口座にある100ドルである。韓国ウオンとアメリカドルの為替レートを気にする必要もなければ、カード会社に為替手数料も支払わない、海外配送承り会社に手数料も取られない・・・いろいろ頭を悩ますことは、ひとつもないのだ。あるとすれば、韓国に輸入した際に関税がとられるかも?ぐらいであった。


   こうして、今日のタイトルにあるように・・<私が選んだのは>
   PATOGONIA(パタゴニア)の登山ウエアであった。


   続く・・・・

 明日は、私達夫婦のお気に入りご紹介します。

                            金海のおじさんでした。


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この記事へのコメント
う~~ん!難題ですね!

パタゴニアの製作趣旨は妥協を許さない製品作りだそうです。
他社製品がやっているコストダウンは行わずに
完成度の高い製品だけを世に送り出す。

ですから悪評やクレームみたいなものが少ないのでしょう。
よって我々のような
じり貧登山者は入手選択肢に入りません。


ジャケットやアウターパンツは傷みが激しく
数年おきに買い換えるのは大変ですからね。

made in japanとしてはmonbellなんかが優秀な製品です。
一度買ったら生涯使える物は除いて
消耗品は費用対効果とのバランスも含めて
購入選択は迷うところです。
Posted by てくてくB at 2012年12月13日 09:07
てくてくBさん。あはよーさんです。

明日の記事にいれるつもりでしたが・・・はは・・笑笑・・・

Monbellも当然!!私の選択視にありました。
日本の山登りする皆さんに、非常に高い評価と、コストパフォーマンスのよさでも評判なのは、よーく存じております。普通ビギナーであれば、このブランドのお世話になって、山登りですよね。

実は、韓国にも<Monbell>ショップ、そこらーじゅうにあって驚き・桃の木でした。  TVコマーシャルも有名俳優つかってます。

でーもー・・価格がえらい高くて、<おい!ぼったくりすぎだろ!>
日本の価格と全然違う!為替計算をしてみても・・・。。。

私は日本人ですから、当然日本のモンベル価格知ってます。
でも、韓国の方は・・ほとんどの人知らなくて当たり前!

それに・・韓国の会社は、外国製品を自国民に高く売りつけようとする姿勢がミエミエで、手がつけられません。

私はヨーロッパはあまり行っていないので、よーくはわかりませんが、アメリカと、当然ながら日本の商品の価格は存じております。

ですから、Mnbell商品買いたくても却下せざるを得ませんでした。

こんなビギナー沢山Patogonia買ってしまってすみません。
明日からの記事見て・・驚かないでくださいね。
Posted by 金海のおじさん金海のおじさん at 2012年12月13日 09:48
そうなんですか!

関税の問題で高くなっているのでしょうかね?

日本ではグレゴリーの製品なんかは
機能的にモンベルと比較しても大差ないのに
倍以上の値段が付いています。

昨今は関税が引き下げられて
舶来品が安く買えるようになりましたが
韓国では日本製品が引き上げられるのでしょうか?

たとえ話ですが私が若き日の頃はスコッチのジョニ黒が
デパートで一万円でした。
(年齢バレバレですね!)
現在は二千円台後半で売っています。

とにもかくにも山用品は高すぎると思います。
価格を高く設定しても
中高年のお金に余裕がある世代が
片っぱしから買い物籠に放り込んでいくのが
日本の実情ですからメーカーは笑いが止まらないでしょう。
Posted by てくてく at 2012年12月16日 20:59
てくてくAさん。お立ち寄りありがとうございます。

韓国内では<モンベル>に限らず、<関税>にかかわらず、それを取り扱ってる会社が海外商品に対し、不当な利益をむさぼっているからです。ただ、むさぼるといっても高値をつけた商品が<売れて>はじめて利益ですから、高い値段設定をしても、売れなければ意味が無いことになります。

でも、値段の高い商品は<良い商品>のイメージ付けをねらっているのかもしれません。

ですから、実際は日本の実情と同じように<中高年のお金に余裕のある方々>が顧客になっているのだと思います。

時々、ブログの話題にあげていますが、韓国では<登山ウエア>は<普段着>です。まじ、50%ちかい人々、登山ウエアブランドです。街のどこでもみかけます。ですから、安い価格帯商品から高価格帯商品まで、幅広く<山ウエア>あふれています。

いっとき韓国は、日本やアメリカからの縫製委託を多く受けていましたから、
衣料品の縫製技術は確かなものが多いです。

お安くて、良い<山ウエア>たくさん見かけます。

もし、御来韓の節は<山ウエア>ショップのぞかれてください。
けっこう楽しいですよ! では・・・。。
Posted by 金海のおじさん金海のおじさん at 2012年12月16日 21:26
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